のつきマム奮闘記

4兄弟育児と病院介護に奮闘する毎日や思い出を綴ります

必ず聞かれる「母乳?ミルク?」

赤ちゃんを産むと必ず聞かれる事「母乳?ミルク?」って質問。

これに腹を立てて居る産婦さんって多いです。

「どっちだって良いでしょ」「ミルクで何が悪いの?」など、特にミルク育児の産婦さんにはうんざりな質問のようです。

4人産んできた私も何度となく同じ質問を受けて、必ずキッパリ胸を張って「ミルクです!」と答えて来ました。

長男を出産する前は赤ちゃんが産まれれば自然と母乳がでて、赤ちゃんは勝手に飲んでくれるものと思っていました。

しかし、それは全くの大間違い!切迫早産と言われていた私は子宮の張りを予防する為に産前の乳頭マッサージをせずに出産まで来てしまい、いざと言う時には乳輪乳頭カチカチ、、、。

産まれて間も無い赤ちゃん長男には吸いつき辛く、先だけ咥えられるのですぐに乳頭が切れて地獄の痛み。

入院中の授乳時間は私にも長男にも苦痛な時間となりました、周りを見るとどの母子も幸せそうに授乳時間を過ごして居るのに、、、。

痛みに悶える私とお腹が減って居るのに飲めなくてジタバタと泣く長男、、、。

幸い母乳信仰の産院では無かったので母乳を吸わせた後にミルクを貰うシステム、だんだんと母乳を吸わせる時間は短くなりました。

長男も母乳を吸わそうとすれば小さい手を突っ張り拒否しました、なので退院後は絶対ミルクだとスッパリ切り替えて、母子共に穏やかなミルクタイムを持ちました。

実際ミルク育児は便利な事がたくさんありましたよ。

まずは産後のママを悩ます夜中の授乳、3時間、4時間ごとに泣く新生児との生活ではまとまった眠りなど取れません!が、我が家では夜型の夫に夜中の授乳を1回任せる事に。

9時に授乳して長男と一瞬に私も寝る、次12時の授乳は夫に任せて次3時の授乳は私が起きる。

そうすると6時間ほど眠れます、12時の授乳も一瞬目は覚めてしまいますが、夫に「ヨロシク」と告げれば後は眠る。

と言った感じ、たった1回でも任せられればこっちのもんです!

夫にも自分の子である事を実感させられて良い機会でした。

それからミルク育児の良い所は、好きな物が食べられる!

好きな物と言うよりは忙しい育児の中で母乳の質を考えて毎食バランスの良い食事を取るのは難しいです、ジャンクフードだってファストフードだって食べたいです。

しかし、ミルク育児なら母親が何を食べて居ようとも栄養バランスの考えられたミルクを飲ませられます。

兄弟も赤ちゃんのお世話でヤキモチ無し!

2人目以降のミルク育児では上の子達が大活躍子供は赤ちゃんのお世話をしたがります、オムツは難しいし抱っこはまだ危ない、そんな時はミルクをお願いして兄弟の絆を深めて上の子達のヤキモキも回避出来ます。

たまに預けてゆっくり出来る、我が家は義実家にお世話になりっぱなしですが、そんな時の必需品はミルク!時間と量を伝えれば後は何とかしてくれます。育児経験者ですから、無用な心配も一緒に預けてゆっくりする時間は大切です。

他にも色々ありますが、長くなるので一旦この位にしときます。

冒頭で書いた様に母乳?ミルク?の質問って殆どは話題の切り口みたいな物で、ミルク育児を責める目的で質問する人ってほぼ居ないと私は考えています。

乳腺炎で大変な思いをした」「出過ぎて大変だった、オッパイで溺れてた」「出なくて近所の人に貰い乳をした」など共通の話題で盛り上がりたいっ!って思いがあったり武勇伝を語りたかったり。

悪意に捉えてしまうのはミルク育児をしている事に後ろめたさの様な物があるからでは無いでしょうか?

ミルクのパッケージにすら「赤ちゃんには母乳が1番」みたいな事が書いてありますが、母乳であろうとミルクであろうと母子が健やかに過ごせていれば良いんです!

ミルク育児の方、同じ質問をされた際は胸を張って栄養バッチリのミルクです!!と笑顔で答えましょうね。