貰い乳の話し
前に「母乳?ミルク?」の記事でさらっと出てきた「貰い乳」母乳のでが悪い母親の代わりに良く出る近所の母親が子供に母乳をあげる事。
ミルクの無かった時代には、赤ちゃんの命を守る為には我が子に他所の母親の母乳を飲ませる事は珍しくありませんでした。
皆さんはこの貰い乳、ご存知でしたか?
21歳から約7年間介護職をしていた私には何度かご利用者様との話題に上がった話しです。
介護施設で入浴介助をしていると時々ビックリするくらい胸の大きなお婆ちゃまが居られます。
そんな方々はこちらが何も言わずとも「大きいでしょ」「浮かんじゃうわ」など楽しく話題を振って下さります。
そんな胸の話題で時々出てくるのが貰い乳。
「大きくてよく出たから近所の子に良く飲ませてあげたわよ」と、最初聞いた時にはよその子に母乳を飲ませるなんて!と耳を疑いましたが、同時に「私は出が悪かったから貰ってた」と言う声も。
地域で子を育て、皆んなで見守ってた当時の母乳育児の方法だったんですね、と納得。
そんな介護職時代を経て28歳で長男出産。
その頃は義祖母も健在で義実家に住んでおられました、そこへ産後の安静の為に転がり込んだ私夫婦。
義実家で色々な話を聞きました、特に夫の赤ちゃん時代の話し。
そこで出てきた話し、「ばぁちゃんが夫(赤ちゃん)にオッパイ吸わせた」、、、ん?
つまり夫が産まれた際、義祖母がためしにオッパイを咥えさせたら吸ったと、、、。
ちょっと、おやめなさい。赤ちゃんは指でも鼻でも出っぱった物が口元に来れば何でも吸うんだから、、、。
私は貰い乳などの話しは知っていたけれど、90歳を超えて認知の入った義祖母のヤンチャ話しとそれを嬉々として話す義母にちょっと引いてしまいました。
私の見てない所で吸わせて無いだろうな、、、。
深く考えるのは辞めておこうと誓った私でした。
<script>
</script>